こんにちは、ごろうパパです。
0歳児をおんぶ紐で背負い、自転車で近所を走る
これは合法で、しかも子どもの記憶に残るエキサイティングなものです。
子どもはもう小学生なんだけど、おんぶ紐で自転車に乗ってたことを覚えてるみたいで、『ジェットコースターみたいで楽しかった』って言ってた。
by パパ友
娘はまだジェットコースターという言葉は知りませんが、おんぶして自転車に乗ってる時の横顔は最高に楽しそうです。
抱っこ紐で自転車デビューしたい方へ。
ポイントをまとめました。
「おんぶ紐で自転車」は法律的にOK
先に法律の確認です。
「おんぶ(背負い)」で子どもを同乗させて自転車に乗ることは、道路交通法と各都道府県の道路交通規則で認められています。
法律の文章そのままだとわかりづらいので、警視庁「自転車の交通ルール」(2025年5月2日更新)に記載されている内容を共有します。
16歳以上の運転者は、幼児用座席を設けた普通自転車に小学校就学の始期に達するまでの者を1人に限り乗車させることができます。
運転者はさらに幼児1人を子守バンド等で背負って運転できます。
— 警視庁「自転車の交通ルール」
つまり、チャイルドシート+おんぶで最大2人まで同乗できるイメージです。
警視庁交通総務課のXのポストが図解付きでわかりやすいので、参考にしてみてください。
お子さんを自転車に乗せる時どのようにしていますか?
— 警視庁交通総務課 (@MPD_kotu) February 16, 2022
安全で正しいお子さんの乗せ方を紹介していますので是非ご確認ください!
抱っこは危険!
ヘルメットや座席ベルトの着用で大切なお子さんの命をまもりましょう🚲#自転車子ども乗せ方#交通安全 pic.twitter.com/u9PD3eU5vC
どんなおんぶ紐が良いか?
私の実体験からおんぶ紐を選ぶポイントをお伝えします。
- その①:子どもの顔が見える
- その②:安定感がある
- その③:負担が少ない
その①:子どもの顔が見える
おんぶでの自転車は「ジェットコースターみたい」と言われるくらい、子どもにとってはスリルがあります。
ついスピードを出し過ぎて、子どもが恐怖を感じてしまっては、本末転倒です。
子どもの表情を把握できるよう、子どもの顔が肩の高さになるおんぶ紐がおすすめです。
その②:安定感がある
自転車は結構揺れます。
落ちてしまわないかという不安は、子どもにとっても大人にとっても、かえってストレスです。
お尻までしっかりカバーしてくれるものを選びましょう。
その③:負担が少ない
言わずもがなですが、負担が少ないものを選びましょう。
肩の紐部分が分厚いものがおすすめです。
私が使っているおんぶ紐
私が使っているのは 「北極しろくま堂」さんのおんぶ紐 です。
上記の特徴に加えて、おんぶ姿がダサくないのが嬉しいポイントです。
このおんぶ紐は2通りの結び方ができます。
- しっかり支える「バッテン式」
- スッキリ見える「リュック式」
「バッテン式」は体の前でバッテンになる昔ながらのスタイルです。安定感はあるのですが、ダサいと思われるのが嫌で私は敬遠しています。
そのため、私はいつもリュック式です。
サイズは迷ったらニートゥーニーでOK
サイズは以下の2種類があります。もし購入しようと思ってどちらにしようか迷われている方は「ニートゥーニー」を選んでおけば間違いないです。
- ニートゥーニーサイズ(膝から膝まで)
・主に使用する方が身長155cm以上
・赤ちゃんの体重が8㎏以上(またはそれに近い) - スタンダードサイズ
・主に使用する方が小柄体型:身長150cm以下で痩せ型
・生後7ヵ月以内
安全に楽しむための注意点
安全に楽しむための注意点が3つあります。
おんぶ紐での自転車はとても楽しいのですが、安全への配慮は絶対に欠かせません。事前にご確認ください。
- その①:首が完全に座ってから
- その②:ミルクや食後すぐは避ける
- その③:スピードは表情を確認しながら
その①:首が完全に座ってから
首がしっかりと安定してからが、おんぶデビューの目安です。
首すわりは4〜5ヶ月が目安と言われますが、赤ちゃんの発達には個人差があるので、様子を見ながら慎重に判断してください。
その②:ミルクや食後すぐは避ける
おんぶ中はお腹が圧迫されやすいため、食後すぐはNGです。吐き戻しのリスクがあります。
ミルクや食事のあとは最低でも30分ほど空けてください。
うちの子は吐き戻しが多いタイプだったので、授乳後は1時間ほど間隔を空けるようにしていました。
その③:スピードは表情を確認しながら
楽しくさせたい一心でスピードを出しすぎると、逆に子どもが怖がってしまうこともあります。
顔が見えづらいおんぶスタイルだからこそ、表情を確認しながら、スピードを調整するのがコツです。
「楽しんでるかな?」という気持ちを忘れずに走ると、親子どちらにとっても心地よい時間になります。
最後に
子どもはスリルや初めての体験が大好きです。おんぶ紐でパパの背中に乗って、自転車で風を切る。これは、子どもにとっては特別な記憶になります。
父親の役割の一つは「ちょっとした冒険を共にすること」
背中越しに感じる風、スピード、街のにおい。そんな“小さなドキドキ”の積み重ねが、子どもの好奇心や探究心を育てる原動力になると私は思います。
ぜひ、「おんぶで自転車」にチャレンジしてみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。子どもとのひとときが少しでも楽しい時間となることを願っています。